高血圧の合併症について

高血圧の合併症について

血圧が高くなるにつれ、動脈に過度の負担がかかるようになります。そうすると、いろいろな合併症が引き起こされることになります。

 

1つは高血圧性心肥大です。高血圧の状態が長く続き、血管が硬くなってしまったことにより、心臓は大きな力を必要とすることになります。当然、負担も増えてしまいます。それを何とかしようと、心臓の筋肉はどんどん発達していき、やがて厚みを増してきます。

 

心臓そのものが大きく肥大化してしまいます。心肥大になってしまうのです。心不全や心筋梗塞といった合併症になってしまう可能性が増してきます。

 

2つめはうっ血性心不全というものです。いわゆる心不全というものです。心臓の働きがうまくいかなくなると、血液がきちんと循環されなくなります。そうすると、どうなるかというと、体全体の血液がどろどろした状態になってしまうのです。体のいたるところが浮腫んできてしまします。

 

3つめは脳出血や脳梗塞です。脳出血というものは、高血圧とは深く関係しています。ですが、これは血圧をなるべく安定させることにより予防することができるのです。

 

4つめは心筋梗塞や狭心症です。血管は私たちの心臓の筋肉に酸素や栄養分を送り出していますが、この血管が完全に詰まった状態が心筋梗塞です。

 

また、血管が狭くなってしまい、心臓にきちんと血液を送れなくなってしまう状態を狭心症といいます。 どちらも動脈硬化により引き起こされるものです。

 

5つめは眼底網膜病変というものです。眼底部分にある細動脈を検査して、そこが出血していないか、血管のくびれがあるかどうかを調べるのです。ここにもし病変があれば、脳出血や脳梗塞に注意しなければなりません。

 

6つめは高血圧性腎障害です。腎臓の糸球体部分に障害が起き、老廃物を上手にろ過ができなくなってしまいます。すると、尿にタンパクが排出されるようになります。ほうっておくと透析が必要になってしまうので注意が必要です。