どうして脂肪肝になるの?

どうして脂肪肝になるの?

脂肪肝は生活習慣病の前段階として注意すべき状態ですが、その主な原因は3つあると考えられています。

 

過食
過食は当然、内臓に負担を与えますし、また不必要な栄養が脂肪へと変化して体内に蓄えられてしまいます。その中で、脂肪が肝臓に溜まってしまい脂肪肝の状態を作り出してしまいますから、最も注意すべき基本的なポイントです。

 

偏食、間違ったダイエット
過剰な脂肪の摂取が脂肪肝の原因です。しかし、現代の食事はよほど意識しなければ糖質・脂質過剰の栄養バランスになってしまうと言われています。特に、欧米式の食習慣を日本人が行ってしまうと、体内の栄養素の処理能力の特性が違うために肥満に向かってまっしぐらとなってしまいます。

 

偏った食事や間違ったダイエット方法で、体に必要な炭水化物やたんぱく質が摂取されないと、それが原因で脂肪肝を生じる場合もあるのです。炭水化物は、肝臓によって脂肪に変えられるので避けたら良いと考えられがちですが、炭水化物が無ければ脂肪をエネルギー原として私たちは摂取しがちですので、必要分は摂取する必要があります。

 

その炭水化物は、たんぱく質によって脂肪細胞に運ばれていくのですが、たんぱく質がもしも不足するとそのまま肝臓に脂肪が残り、脂肪肝の原因となってしまうのです。ですから、やせ型なのに脂肪肝になっている人はたんぱく質が不足している場合があります。こうした症状に陥りがちなのは、特にダイエット方法が間違っていて、体に必要なたんぱく質が不足している場合です。

 

アルコールの摂取過剰
よく知られているように、アルコールは、胃・小腸で吸収され、大半は、肝臓で分解され処理されて排泄されます。肝臓にてアルコールを無害な物質に変換し、汗・尿として、体外に排出するのですが、アルコールの摂取過剰に陥ると、この働きが働きが追いつかなくなってしまい、体内にアルコールやアルコールの分解過程の物質が残ってしまいます。これがいわゆる二日酔いの状態で、様々な不快な状況を作り出します。

 

その上、アルコールを代謝するために、肝臓が頑張って動くのですが、その作用の際に脂肪の合成も早まってしまうことがあるのです。そのため、中性脂肪の増加を促し、結果、脂肪肝が生じてしまうこともあるのです。肝臓と中性脂肪の関係はきわめて密なものなのです。

 

ですから、普段から飲みすぎの傾向がある人、そして肥満傾向にある人、また糖尿病を持っている人は注意しなければ脂肪肝になりやすい人だと言うことができます。ぜひ肝臓を休ませてあげるために、食習慣を改善して、休肝日を作ったりしてあげたりと、普段頑張っている肝臓をいたわってあげましょう。